生成AIとの付き合い方 本日発売の『増補改訂版 理工系のためのよい文章の書き方』では、「生成AIの活用」と題した節で10ページほど、文章作成における生成AIの活用法および注意点を書いています。 本稿の執筆は5月頃だったため、発売までの期間を考えれば、その間に生成AIにできることがさらに増えるのは想定の範囲内でした。事実、OpenAI o1 の発表が9月12日にあり、生成AIによる文章執筆はさらに便利になったようです。 …
増補改訂版がもうすぐ発売になります 『増補改訂版 図解でわかる! 理工系のためのよい文章の書き方』の実物が出来上がりました! 表紙のロボ君が 3DCG になったのが一番目を引きますが、厚みの方もご注目ください。 …
増補改訂版が9月19日に発売されます おかげさまをもちまして、ご好評をいただいておりました『図解でわかる! 理工系のためのよい文章の書き方』の増補改訂版を9月19日に刊行する運びとなりました。各書店や通販サイトで予約受付を開始しておりますので、ぜひご検討ください。 …
論文の準備段階で、「章立て」をいきなり考えない そろそろ卒論・修論などの学位論文の執筆を準備する時期になってきましたね。 この時期になると論文の準備としてまず「章立て」、すなわち各章や各節にどのような内容を書くか、その概略を書くよう指導されることがあります。先輩の書いた卒業論文を参考にしてすでになんとなく章立てを作ってみた、という人も、この時期ならすでにいらっしゃることでしょう。 …
箇条書きでは大事な主張を先頭に書く 本書では文章を書く際に、いきなり整った文章を書こうとせずに、まずは箇条書きから始めることをお勧めしています。箇条書きの段階でじっくりと推敲をする方が、文章を書いては消しをするよりも楽であり、文章の構造を見極めやすいためです。 ところが、箇条書きといえど書き方の上手下手があるもので、注意しないとせっかくの箇条書きも効果が半減してしまうことがあります。 …
推薦図書: 飯間浩明『伝わるシンプル文章術』 本書は理工系学生を主な対象としていて、レポートから論文まで、様々な文章に求められる理工系の「型」を念頭にして書き方を教えています。そのため、読者はある程度論理的な文章を書けることを前提としています。 …