はじめに
- I なぜよい文章を書くことが必要か
- II よい文章を書くために
- III この本で扱うこと・扱わないこと
- IV この本の使い方
- V 演習問題について
- VI 増補改訂版での変更点
第1章「まずは基本から」
- 1.1 まずは短文の書き方から
- 1.2 読み手のことを意識しよう
- 1.3 大事なことは早く書く
- 1.4 事実と主張とを明確に分ける
- 1.5 情報不足を解消する
- 1.6 箇条書きの基本を身につけよう
- 1.7 メモをつけよう
第2章「構成を練る」
- 2.1 「主題文」をまず書いてみよう
- 2.2 読み手は先を予測しながら読んでいる
- 2.3 パラグラフ・ライティング
- 2.4 基本は「導入・本論・展開」の三部構成
- 2.5 三部構成のパーツを組み合わせる
- 2.6 直列型と並列型
- 2.7 本論は「IMR」
- 2.8 「つなぎ」が主張を明確にする
- 2.9 接続詞が文脈を作る
第3章「確実に伝える」
- 3.1 厳しい読み手になろう
- 3.2 「なぜ」の不足を解消する
- 3.3 「なぜ」を繰り返す
- 3.4 再現性: 読み手が同じことを再現できるように書く
- 3.5 既知の情報から新しい情報へとつなげよう
- 3.6 全体から詳細へ
- 3.7 文脈をうまく流すには
- 3.8 背景説明は最短経路に絞る
- 3.9 起きたことを時系列で語らない
- 3.10 助詞の使い方を見直そう
- 3.11 曖昧な表現を避ける
- 3.12 修飾語と被修飾語の関係を改善する
- 3.13 主語と述語についての心得
第4章「ライティングの実技」
- 4.1 とにかく書いてみる
- 4.2 「とにかく書く」ための箇条書き活用法
- 4.3 何度も書く
- 4.4 理工系論文の書き方
- 4.5 論文概要は「起承転解結」
- 4.6 引用の仕方
- 4.7 図表の書き方
- 4.8 生成AIの活用
おわりに
演習の解答例
参考文献
コラム
- 仕事にとりかかる前に、主題文を書いてしまおう
- 起承転結有害論
- 形容詞を削れ
- 接続詞も削れ?
- ジンクピリチオン効果
- うまい言葉が見付からないとき
- 接続助詞「が」の問題
- 感想文から卒業しよう
- 日本語は曖昧な言語か
- 未来の論文の形は?
- 論文とレポートとの違い