Header image

起きたことを時系列で語らない

旧版3-8図解

自分が実際に体験したこと、手を動かしたこと、時系列に沿って書くと楽に筆が進みます。そのためか、それがそのまま報告書や論文に記載されてしまっているケースがよく見られます。

しかしそうやって書いていると、ついいらぬ苦労話や余計な失敗談を混ぜこんでしまい、結論が見えにくい文章になりがちです。

こうした文章の欠点をまとめると、

  • 話の終着点が見えづらい
  • 読み手は結論を早く知りたい
  • 出来事の整理ができていない
  • 言い訳を書いてしまう

といったところになるでしょう。

本書では、本トピックに加えて、

といったトピックでも、時系列から脱却した記述方法について説明しています。あわせて参照してください。